日本紫金草合唱団 南京・上海公演中国側の感想 

                       200712

                          訳:孫 曼

★今日は紫金草組曲を聞いて、大変感動しました。70年前の南京の「生き地獄」の様子が目に浮かんで、涙が止まりませんでした。心が震撼させられました。皆様の歌う態度から見れば、真心をこめて歌っていることをよくわかります。心からのお詫びと二度とあのような事件を起こさせないという決意を皆様の歌から感じ取りました。日本の軍国主義もそんなに簡単に復活できないと分かりました。南京事件70周年の晩にこのような日中交流コンサートを開催できたことは本当に有意義でした。                         (南京暁庄学院副学長)

★紫金草は不思議な生命力を持っている花ですね。南京の廃墟から、日本へ渡り、それから平和の印として日本中で満開。この話と歌に本当に感動しました。日本と絶対仲良くやっていきたいという気持ちが胸いっぱいになります。本当に日中友好の組曲でした。(南京市作家協会顧問

★今の日本が危ないからこそ、このような平和を呼びかける歌が必要だと思います。皆様今後も頑張ってください。心から尊敬しています。            (南京暁庄学院の学生)

★今まで新聞などで「日本は教科書を改ざんした」「小泉首相はまた靖国参拝」などのニュースが多くて、正直、日本に対するイメージはあまりよくなかった。初めて日本人から「お詫び」という声が、そして、歌という形で、大変驚いた。驚きと感動で、夜も眠れないほど、色々考えさせられた。両民族の和解は何より大事ではないかと思っている。      (南京の大学生) 

★日本にこのような平和に関する取り組みもあるのですね。あまり知りませんでした。日本人は歴史に対して、みんな合唱団員のような気持ちだったら、いいですね。両国はもうずっと友好ですね。                                 (南京の大学生)

★皆様は高齢者が多いようで、年金暮らしでしょうが、年金で、中国にまで歌いに来てくださることに大変感動しました。ありがとう、日本のおじいちゃん、おばあちゃん!私達も私達なりに日本との友好のために頑張ります。                (上海師範大の学生)

★「日本人は鬼だ」という大きな叫びに驚いた。涙が出て、とても感動しました。今日歌ってくれた皆さんを心から尊敬しています。自分の民族の過ちを正視出来る人は尊敬されるという名言はあるでしょう。                        (上海師範大の男子学生)

★皆様の服装は色々な柄があって、とても質素でしたが、歌う内容の重さ、志の深さとは対照的で、大変心打たれました。これに比べると、中国側の服装は統一していて豪華でしたが、内容はそれほど考えさせるようなものではなかったです。          (上海師範大の学生)

★皆様の歌に大変感動しました。しかし1つ疑問があります:皆様のような歴史認識は日本では多数ですか。少数ですか。少数だと、日中の将来は大変心配です。歴史認識のギャップはあまりにも大きいと、両国の将来はやはり不安ですね。日本は歴史の教科書の改ざんなんかをぜひやめて、世界で共通できる歴史知識を若者に教えてほしいですね。                                             (上海師範大の退職した教授)

★大変感動的な内容で、わが大学のホームページで大きく報道しよう。この頃は毎日、「平和の花、紫金草」と口ずさんでいます。        (上海師範大学ホームページ管理者、女性職員)

★小泉首相の時代は皆さんがこのような歌を歌うと、逮捕されるかもしれないが、でも皆さんは歴史を大切にしています。皆さんの勇気に大きな拍手を送りたいです!                                        (上海の観客の一人、退職者)

注:この方は日本の民主主義の現状をあまり知らないようですね。(孫曼)

★紫金草組曲を何回聞いても感動しますね。特に今年は南京事件70周年、このような節目な年に、南京、上海で、そして将来を担う若者にこの組曲を聞かせることは、大変有意義なことで、まさに日中友好を促進したコンサートでした。皆様の熱意に心から感謝しております。そして、2001年からの懐かしい友人たちに会えて感無量でした。どうぞ皆様今後もそれぞれの地域で元気にかんばってください。心から応援します!    (南京市人民対外友好協会副会長 孫文学)

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