清華大学  交流会と感想文より

○紫金草物語を聞いて涙が出るほど感動しました。今後とも中日友好のために頑張りたいと思います。今度の公演の紫金草の歌や、交流での歌はとても素晴らしかったと思っています。このような交流はもっと多くなったらいいなあと思います。平和の世界を創るようにお互いに頑張りましょう。(20歳女)

○ うたは大変上手で感動させられました。私たちはみんな涙を流しました。清華大学合唱団の一員としてあなたたちのよく練習された水準の高い、そして、そして長年にわたってのたゆまない努力をされていることがよく分かり、更に重要なことは一つの真心のこもった心です。私は今後、このような機会が更に多くあることと、私たちが交流できること、それから出来たら紫金草とその他の日本語の楽譜がほしく清華大学合唱団で演奏できたらと希望しています。(21歳男)

○演奏を聴いて大変感動しました。中でも私は、70,80歳のお爺さんやお婆さんの真剣な表情で歌っている姿に偽りのない、心の中の悔やみを感じました。私は以前日本人をひどく恨んでいました。しかし、今度の演奏を聞いて、私は日本は侵略者ばかりではなく、同時に戦争の被害者であることを知り、また軍国主義国家と人民の区別のあることを知りました。私は出来れば紫金草物語の歌を伝え拡げていただき、再び日本の軍国主義思想の復活をやめせ、そして中日の友好を代々に伝えていくことを希望しています。(29歳)

○歴史の悲劇はすでに起こっています。どうしても私たちはいま、これに対処しなければならず、歴史を忘れると、再びこの歴史が繰り返させられます。新世紀に入ってからの私たちの生活は、一つの物質生活、裕福生活の時代であり、歌ったり、踊ったりして天下の太平を謳歌している裏で、血を流された過去を忘れてはならない。私はこんなに多くの日本の友人が遠方からこられて、平和の響きを次から次へ送り伝えられて、中日友好のため努力しておられることを大変嬉しく思い感動しました。これは一つの偉大な時代です。中国と日本は海を隔てて互いに嫌うのではなく、過去の憎しみから抜け出し、ともに素晴らしい未来を創って東亜を更に繁栄のために変えさせましょう。(19歳女)

清華大学 総合工業大学。建設工学・水利工学・機械工学など12学系と各種の研究所などを持っている。
この度の清華大学学生との交流は、2001年12月に北京で開催された「中国国際放送局開局60周年音楽会」に紫金草合唱団が出演した際、観客の同大学女子学生段さんの「清華大学で演奏を」という申し入れを受け、学生会を中心に準備を重ねてきたもの。