第4次中国公演 北京04,3,28−29

 
    全国紫金草合唱団は04年3月28,29日第4次訪中で北京市を訪れ、金帆音楽ホールで合唱協会との演奏交流会、ポプラ合唱団との交流会、清華大学生との交流会などを行い、日中双方合唱団の感動的な交流となりました。団員110名が全国から参加(茨城、東京、千葉、川崎、横浜、金沢、大阪、奈良、岡山、福岡)「紫金草物語」、「黄水謡」、「赤とんぼ」、「ダーハイ(海よ、故郷)」「平和の花紫金草」などを演奏しました。

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金帆音楽ホールでの合唱交流会、中国の人と感動の中で3/28


合唱交流会・リハーサル3/28  金笛合唱団はじめ、力のある合唱団ばかり

 リハーサルこぼれ話 

金帆音楽ホールでの演唱会(中国語)は紫金草合唱団がステージ、中国の6合唱団は客席から歌い互いが観客でもありました。「平和の花紫金草」は「紫金草物語」のフィナーレで「過去の過ち忘れにように・・・。大地の友と 共に生きる 誓いを胸に 花を咲かそう。」と歌う合唱です。これを日中両方の合唱団が互いに相手の言葉で練習して参加していました。 そのリハーサルでは伊藤さんの指揮で歌いだしたものの声が合わず中断、それは日本からの合唱団は中国語で、中国の合唱団は日本語でと互いに相手の言葉で歌ってしまっていたのです。何しろ日本のメンバーは中国語で歌うんだと懸命に覚えてきた中国語、中国の人は日本語でしかこの歌は練習していないという。この事情が分かったときの会場とステージからの大きなどよめき・・・。このハプニングは互いの、初対面のわだかまりを、言葉のわだかまりも、歴史のわだかまりも一気に吹き飛ばしたかのように気持ちの通じあうものでした。藤後団長の曰く「このリハーサルでこの交流会はほとんど成功したようなもんや。」と

 
 
  ポプラ合唱団員との交流3/29

 退職者の集まりですが、週2回の練習でうた、踊り、ボランティア活動と歳を感じさせない若さ。日本側は披露できる踊りは準備していなかったのですが突如、炭坑節が始まり、東京音頭などと輪になってポプラ合唱団の人も一緒に踊りました。

清華大学生との公演交流会

  中国の学校では日中の歴史を教えるが、これからは中日の友好を大切にせねば、と教えていると、大学の若い先生が話された。年配の教授は紫金草物語の「男たちは生き方より死に方を教えられ、女たちは涙の隠し方を教えられていた。」という歌詞に、日本人も同じ戦争の被害者だと感じたと上手い日本語で話されました。

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