紫金草合唱団第12次海外公演in南京・泰州
2017.4.2〜6
4.4南京市 虐殺記念館ホール
4.5泰州市 南京師範大学泰州学院鳳凰庁(フェニックスホール)
今次紫金草合唱団第12次海外公演in南京・泰州は南京へは8回目、泰州へは初めての公演で、「再生の大地合唱団」11名その他の合唱団からの参加もあり歌い手70名、サポータ11名、日中友好協会の同行者が11名で総勢92名の大きな訪中団となりました。
紫金草合唱団第12次公演実施の中国側の動機は南京虐殺記念館(新館長張建軍さん)の手描き絵行動やバッジの成作・頒布など紫金草を世界の人々の平和運動のシンボルとして広げていきたいという深い思いにありました。そして紫金草の花と平和のつながりを知るために日本から紫金草合唱団を呼び旧日本兵の贖罪と平和の願いを歌った合唱朗読構成「紫金草物語」を聞かねばならないということが動機でした。そして1年前紫金草代表3名が招聘され、2017年の清明節の式典に来て新オープンする記念館ホールで「紫金草物語」を歌ってほしいとの要請をうけ、今次の南京公演となりました。また泰州公演はせっかくの訪中の機会だから2回公演はぜひ、という考えから記念館の前館長朱成山さんの人脈と尽力によって、南京師範大学泰州学院での学生を対象とする公演が実現しました。
南京公演
清明節の式典の後、新装なった記念館ホールで、式典に出席された幸存者の方たちが前列に着席された前で演奏しました。
南京公演フィナーレ
共演した江蘇省ラジオ局合唱団
張健軍記念館館長からの紫金草合唱団員への記念品のスカーフ
幸存者の方たちに最前列で聞いて頂きました。
泰州公演
南京師範大学泰州学院鳳凰庁で学生の合唱団と共演、舞台上で交流会
泰州公演では、教師の卵である若い学生に、紫金草の花にこんな話があったのかと
感動をもって聞いてもらうことができました。
紫金草物語のナレーター・ソリスト
演奏後の舞台上での交流会はことばの壁を越えて歌で繋がり土産の小物も役立って楽しい友好的な雰囲気で紫金草を聞いた学生は「国は違っていても歌の気持ちは通い合うものだと分かった」「平和を願う気持ちはみんな同じと感じた」と語りました。
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